神奈川県厚木市のバレエ教室、平井松本バレエスクールです🩰

小田急線本厚木駅から徒歩2分✨

元NBAバレエ団所属のダンサーが丁寧に指導しております。

子どもから大人まで大歓迎!

見学、体験レッスン受付中❣️

新書館さんの老舗バレエ雑誌、クララにとても良い特集が載っていました!

今月発売の最新号です🩰

"子どものバレエ、サポートのヒント"

日々バレエを頑張る子どもたちに、家族としてどう立ち回るのが良いのか、頭を悩ませる親御さんは少なくないと思います

親御さんの悩みにバレエの先生がアドバイスをする記事でしたが、私たちが経験したこと、日々子どもたちと接して感じていること、もっともっと知ってほしいと思うこと、全て代弁してくださっていて、大拍手👏👏

それについて、私からも付け加えたいことを、ブログに残しておこうと思います📝

◾️体の相談

身体的な悩みは本当に人それぞれ違いますし、同じレッスンを受けていても悩みはいろいろ出てきます

ストレッチやピラティスなどのトレーニングは、効果が出るのに一定の期間がかかる分、根気強く継続することが大切💡

仮に体が柔らかくても、さらに自分の体を分析して足りない部分を見つける、疲れている日でも5分だけ、と決めて継続することが何よりです。

トウシューズの問題や、レッスン時間による生活への影響については、やはり先生と連携をとるのが第一。

気になることがあれば、まず先生に聞くのが良いと思います。

ただ、先生に相談する際は、要望を押し付けたり、信頼を失いかねない発言は、先生側も対応に困ってしまいますので、日々どのくらい先生とコミュニケーションが取れているか、が鍵となります🗝️

◾️勉強との両立の相談

これについては、首が取れるほど頷きたくなる回答が全てでしたので、是非ご覧いただきたい!!

バレエについても、勉強を頑張るにしても、時間の使い方はすごく大事です。

やるべきことをクリアにして計画を立てるのが、行きたい道に行く、やりたいことをやるために大切ではないでしょうか。

時間は有限、ということを忘れずに⏳

◾️将来の相談

バレエを習う、さらにバレリーナを目指すというのは、周りのサポート無しでは絶対に絶対に、できることではありません。

バレリーナを志す子はみんな、家族や先生、お友だちなど周りへの感謝を忘れずに、練習に取り組めば、いざとなっても周りが助けてくれるし、良い結果が待っているでしょう。

ご家族としては、見守るのが一番。

本人が困難に直面していたり、失敗や辛いことがあっても、あれこれ言ったり先回りして対処したりせず、陰で支えてあげてください。

本人にとって、辛い経験も成長するために必ず必要なことです。

そういう経験も通して、踊り手として深みを増していくのです💡

また、バレリーナ以前に、人としての道徳心も忘れずに。

いくらバレエが上手でも、ご挨拶やマナーがなっていない、人に意地悪をしたり、嘘をついたり、妬んだりしても、人を感動させる踊りはできません。

これは、親子で人間性を高めていってほしいと思います。

もちろん、先生自身も忘れてはならないことです。

◾️コンクールの相談

これも掲載されている回答に激しく同意です。

コンクールに何を求めるかは人それぞれですが、良い結果だったからバレエが上手とか、バレリーナになれるということでは決してないです。

年齢やその時の状況によって、立てる目標やプロセスはそれぞれ違ってきます。

ただ賞を取ることにこだわったり、お友だちに勝つことだけを考えたりしていると、本来の目的を見失ってしまいます。

何のために踊っているのかすら、わからなくなってしまってはもったいない。

自分の課題は何なのか、どんなことを真剣に取り組めたか、自己理解と分析をして、次に向かっていくためにコンクールを活用してほしいですね。

そして、どうしてバレエをやっているのか、親御さんも本人も見失わないように💡

よくあるのは

周りばかりを気にして、人より出来てるか、コンクールで誰が上だったか、レッスンで怒られてるとか褒められてるとか、そうしたことを気にして、自分を見失うこと。

褒められるから良い、人より勝つ、自分が良かったら良いという考えは、バレエに限らず、どこまで行っても満足できず、とても息苦しい人生になってしまいます。

芸術として、バレエを心から楽しめるようになってほしいです🩰

バレエに限らずですが、声をあげて言いたいのは、ネットやSNSの情報に、どうか惑わされないで。

先日放送されたローザンヌ国際バレエコンクールで、解説をしてくださっていた、振付家山本康介さんもこうおっしゃっていました。

「スマートフォンに情報の源を頼りがちですが、芸術はそれでは駄目なので、ビジュアルや見た目の派手さに走らないで、音楽はちゃんと自分の耳で澄まして聴く、ちゃんと劇場に足を運んで、最初から最後まで座って観る。

そうして、芸術の価値観は自分で分かるようになるもの」

ローザンヌの放送も、踊りはもちろんみんな観ると思いますが、解説やこうしたお言葉を、一体どのくらいの方がちゃんと聞いているのでしょうか💦

今回ご紹介したクララやさまざまな書籍、第一線を行く芸術家の言葉をすっ飛ばして、インターネットやSNSにどうか走らないで。

目の前でご指導している先生のことを聞かずに、SNSばかりを信じて、何を得られるのでしょうか。

どうか、芸術としてのバレエが廃れませんように、私たちは今後も指導や発信を続けたいと思っています!